バンド哲学

バンドは自分を売り込む一つの術である!解散や脱退を考えた時に、、。

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私はバンドをしながらブログを書いてフリーランスとして生活をしております。

先日、私のバンドに「解散」という単語が浮上しました。

今すぐ解散しようってのではなく、これが達成できなかったら解散しよう的な!!

 

その話が出た時、いろんな感情が湧きましたが一つ今までの解散危機とは違う恐怖を感じました。

それは

「あ、私、、収入なくなるんじゃね??」

 

 

いつまでも売れないバンドをやってても意味がない!?

ぶっちゃけ私のバンドは3年前くらいに一度飛躍してから、しばらく位置が変わっておりません。

新木場コーストやサマソニでライブをできた、RedBull以降リリースはしているもののこれといって大きなことをできてないのです。笑

 

そんな状態が3年くらい続く中で、メンバーから「1年後にこれこれこれが達成できなかったら解散しましょう」という話が出たのです。

 

正直その目標設定は、達成できないだろうものでした。

「それは無理っしょ」と言える空気でもなかったもんで、

それに向けて頑張ると皆が同意する中で私も同意したものの、1年後にそれは無理ぽよだから解散見えたなーと思ったのです。爆

 

 

またその中で「いまのままの位置でやりつづけるんだったら、趣味でやりゃーいい」って言葉がメンバーから出て、私の胸を劈いたのだ。

 

そこで私は、解散の前に自分が脱退しようかという考えが浮かんだのでした。

 

 

バンドをやっている意味とは

バンドを始めた当初は私も目標は、「売れたい」!

でした。

バンドだけで食べて行きたい!

でした。

でも、10年もやっているとそれは一握りの人間しか無理だってことがわかってきます。

 

ONEOKROCKのように、サザンオールスターズのように、B’z、、

そんな風になれるのは夢の夢だとわかります。

 

一度メジャーに行った友達も、契約切れたら元の木阿弥。

そんな例をいくつも見る中で、

私の目標は、バンドである程度の地位に登ったら、それをキープしつつ何か仕事をしながらでもバンドしたいなーに変わっていたのです。

そういう先輩もたくさんおります。

その仕事はバンドにつながれば良いなーと。

 

音楽教室開くも良し、

一発当てた金で事業を始めるも良し、

楽曲提供するも良し、

 

バンドをやってる意味は、

「売れたい」から、「やりたいから」に変わっておりました。

 

そんな中でブログという術を得た私は、この生活を続けつつ後はバンドをある程度の位置に持っていくだけだと思っていた矢先の話でした。

 

バンドが無くなったら収入が減るだろう?!!

 

私はお小遣い程度にでもなればいいなーと始めたこのブログがややバズりまして、飯を食べてます。

プラス、商品レビューやライターのお仕事、PRのお仕事をいただき生活しています。

ライター以外の仕事は、NaNa榎戸という名前でいただいているものです。

音楽ではないけれどReptileというバンドのベースとしてのお仕事なのです。

 

私がOLだったら、主婦だったらいただけなかっただろう仕事。

 

が、しかしReptileが解散となったらどうなる?

 

肩書きが

「ラウドロックバンドReptileのベーシストNaNa榎戸」

から

「いい歳こいた無所属ベーシストNaNa榎戸」

になってしまうでしょ。

 

やーばいばい。YABAI!

 

 

バンド解散したらどうする?

話は戻りまして、「解散」という単語が出た遠征の行きの車内で私は考えました。

解散後の選択肢は3つ

  • 趣味でバンドやる
  • 他のバンドに加入する
  • バンドはやらない

 

バンドが解散したら

私は趣味でバンドはやらないと、思います。

今更お金を払ってバンドはやりたくないのです。

 

どうせバンドをやるならば、上を目指したくなるし。

悔しさも出てくるだろうので、きっぱりと辞めるだろう。

それか、Reptileくらいのバンドに加入し直す。

 

ただしメンバーってのは巡り合わせだから、求めてくれるバンドがいるかなんてわからんし。

これから新たにってのは、どこかもう疲れてもいる。

 

ただ思うのはReptileを10年越えのバンドにしてみたかった、

オリジナルメンバーKenta一人でもどーにか続けてきたのに、ここで解散はもったいないなー。

って事でした。

 

嫌だなー解散したくないなー。

でも解散が視野に入ってるようなバンド活動はしたくないから、先に脱退しようかなーなーんて、

 

脱退して

「ラウドバンドのベース女子道」

「元バンド女子のラウドな婚活道」

にでもしれっと変えて、余生を生きようかと思っていたところ救世主現る。

 

バンドは自分を売り込む一つの術

そんな脱退する旨をメンバーに伝えられないでいた時に、レーベルの社長とのミーティングがありました。

そこで「これこれこれを達成できなかったら解散しようと思います」

って事を相談したのです。

 

第三者を交える事で、メンバーの生活上の現状が聞けました。

将来的に今より売れなきゃ続けられなくなってしまうメンバーがいるということを。

(男女平等の日本でも、どこか男性が大黒柱というのは根深く残ってるから、将来を見越すと男女の違いもあらしゃんしょ)

 

そして、

大人ってのは偉大です。

その道の先輩の言葉ってのは説得力も、重さも違うものでした。

 

そうした話し合いの上で、

今より階段を登るためにやらなきゃいけないこと、

現実的な目標、

などが明確に分かって「解散」って言葉は一旦消えました!!!

yeah!!

 

 

Reptileがあるから、私は現在仕事が貰えてる。

それと同じように、他のメンバーもReptileがあるからサポートの仕事が来たりしてるわけです。

 

今後Reptileが飛躍すればバンドで稼げずとも、個人に仕事がこのように舞い込むことだって増えるかもしれない。

そんなことを教えていただきました。

 

 

まとめ

  • バンドは自分を売り込む一つの術なのであーる。

解散や脱退を考えているバンドマンは、

それが無くなったら自分を売り込む術が1つ減ってしまう、と捉えてみてはいかがでしょうか。

 

人って歳をとれば価値観や考えが変わってきますから、取り返しのつかなくなる前によーく吟味したいですね。

 

とりあえず解決したからぶっちゃけれる、現役バンド女子の最近の苦悩でした笑笑

 

とにかく、今のバンドをメンバーと続けてくためにはもっと売れないと!!!!!!

(ライブに来てね❤︎)

 

 

 

「ラウドバンドのベース婆ちゃん」と改名できるまで、バンドを続けられるといいな。

 

ちゃんちゃんこ。