バンド哲学

都心で相手にされないアマチュアバンドは、やや地方で実績を積むべし!

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東京には、名の知れぬ若手バンドが溢れています。

東京のバンドとして、名を知れ渡らせるにはとても大変です。

私は10年ほどバンド活動をしています。

東京生まれ東京育ち、東京でバンドを始めましたがバンドマンとしての実績を養ったのは神奈川県の厚木でした。

 

今回は都心でのバンド活動に悩んでいるバンドマンへ!

または地元を離れ都心でバンド活動をしようとしているバンドマンへ!

 

地方で実績を積んだ実体験と、やや地方でバンド活動を始めるメリットを綴ります!

 

なぜ「都心で相手にされないアマチュアバンドは、やや地方で実績を積むべし!」と思ったのかというと・・・。

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このブログを初めて読んでくださる方もいると思うので、まずは私のバンド履歴を紹介します。

どんな奴が書いてんじゃ?っと参考にして下さい。(知ってる人は飛ばしてくだされ)

 

私は専門学校を出て、都内でバンドを組みます。

何個かのバンドに加入したり、新たに組み直したりして、何本もライブをしました。

都内で同じレベルの、客を呼べないようなバンドばかりと対バンします。

その中でも1、2年経つと成長してきて、多少良くなりましたが低いレベルでどんぐりの背比べをしてる感じです。

その2年で、もちろん学ぶこともありライブ経験にはなりました。

しかし、大きく成長できたとは思えません。

都内のあらゆるライブハウスに出演しましたが、本当の意味で育ててくれるライブハウスには巡り会えませんでした。

 

そんな悩みあぐねている時に、厚木サンダースネークをホームとしてる先輩から、「厚木サンダースネークの長島さんという人がバンドの面倒をよく見てくれる」という話を聞き、その箱に出演してみたのです。

 

縁あってその日に出会った厚木在住のバンド活動経験の乏しい大学生らと、新バンドを結成する事となりました。

そんなスーパーアマチュアバンドで厚木のバンドとして新たに活動を初め、長島さんにお世話になるのです。

 

初ライブは3日連続、厚木サンダースネイクでライブしました。笑

数ヶ月後には名古屋、滋賀という初の遠征を組んでくれました。

さらにその年に全国ツアーにも回らせてもらいました!笑

メンバーはほぼ大学生で、ボーカルにとっては初のバンドでした。

そんなバンドでも、1年で全国ツアーまで経験させてもらいました。

私は都内在住で厚木まで2時間ほどかかったため実家を出て、メンバーと厚木でルームシェアを始めます。

次の年も厚木のバンドとして全国ツアーに出ました。

結局そのバンドはたった2年間で活動休止してしましたが、濃いーーーー経験ができたのです。

おかげで全国に知り合いができ、今につながる出会いもたくさんありました。

 

はて、私がバンドを始めた際に、都内でやってた2年間はなんだったんだ?と思いましたね笑。

バンド始めた時から、ここでお世話になってればなって思ったのです。笑

 

(現在は都内に戻り、東京のバンドReptileとしてリリースをし、全国各地でライブしとります!)

 

地方でバンドを始めるメリット

私の経験則からですが、都心部ではないやや地方でバンドをやるメリットは以下のようなものがあります。

  • バンドが少ない分、目をかけてもらえる。
  • 名の知れたバンドと対バンできる。
  • ノルマ、チケットが安い
  • バンドマンのしきたりを学べる

 ひとつずつ見ていきましょー!

バンドが少ないから目をかけてもらえる

都内には、地元のバンドってのはあまりいません。(立川とか、八王子は別かも!笑)

「東京のバンド」って言っても地方から上京してきていたり、いろんな土地の人が集まって組んでいたりします。

私が初めにやっていたバンドも様々な土地の人が集まってやってましたし、現我がバンドReptileも東京出身は私だけです。(東京っつっても多摩市ですが)

 

けれども少し都心部から離れると、地元で組んだバンド「ジモバン」ってのがいるんですよね。

厚木をホームとしてバンドを始めてから初めて「ジモバン」って単語を知りました。

厚木の場合、伊勢原、海老名、厚木、?あたりの神奈川な高校を出た地元の人が多くて、地元の仲間って感じでとても温かくていいなーって思ったんです。

 

私は厚木の方にある、東海大学生とバンドを組んだことにより厚木に住み着き、厚木バンドとして活動させてもらいました!

 

当時は「ジモバン」が少なかったので、よく目をかけてもらえたのかもしれません。

私たちはガムシャラにライブで経験を積みたい若い時期だったし、ライブハウス側からしたらスケジュール埋めてくれるしで、地元バンドとして可愛がってもらえたのかな笑。

 

全国をツアーで回っていると、「ジモバン」が不足してるって話をよく聞きます。

 

名の知れたバンドと対バンしたいなら地方を選べ!

アマチュアのバンドが、ある程度名の知れた実践のあるバンドと都内で対バンするのは大変です。

 

東京には若手バンドがたくさん溢れています。

それに加え、実践のあるバンドはライブハウスのブッキングにはほぼ出ない!

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実践のあるバンドは都内では実践のあるバンドとしか対バンしないからです!!

 

しかし、都心を離れたライブハウスには実践のあるバンドがツアーで訪れます。

実践があるバンドでも地方に行けば行くほど、お客さんを集めにくくなるものです。

すると、「ジモバン」が対バン相手として選ばれ集客を手伝うこととなります

 

都内では対バンできないような、先輩バンドと対バンできるのです。

すると先輩バンドと仲良くなる機会を得れ、良い刺激も貰えてモチベーションがグングン上がります。

 

 

若手のアマチュアバンドが実績のあるバンドと対バンをできる機会がバンバン地方にはあります!!!!

 

 ノルマ・チケット代が安い

集客が少ないようなバンドはライブをするのに、チケットノルマを払います。

都内だと2000円×20枚=40000円

とか

2000×15

2500×10

とか様々ですが。

まーその枚数分、客を呼べって事なんですがライブをたくさんしているアマチュアバンドには難しい!!

 

地方だとお客さんを呼ばなきゃいけないチケット枚数は変わりませんが、そもそものチケット代が安い!!!!!

1500円×15=22500

とか、バンドが集まらないと、場合によっては、急遽ノルマなしで良いから出てって誘われる時もあったりなかったり?。

それは、ライブハウスの人との距離が近いから頼まれる事です。

 

チケットノルマが安い分、ライブも多くやれますし、スタジオにだって沢山入れますね。

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バンドマンとしてのしきたりを学べる

都心での活動よりも厚木での方が、同じライブハウスにお世話になってる先輩バンド、後輩バンドができ地元バンドで集まる機会が多かったように思います。

そんな中でバンドのあれこれを学べます。

 

そして、

地方の打ち上げは、都内に比べ激しい!!!!

対バンとライブで戦い、打ち上げでも戦わねばなりませんでした笑

「パンチ」の見せ合いです!

各バンドの飲める人間はことごとく招集され飲んで自己紹介なんかもありました笑

 

都内は打ち上げが激しい日と、しっぽりな日と差がありますが、

地方は激しい印象があります。

 

土地によって打ち上げ風景は様々でおもしろいです。

 

まとめ

以上が

「アマチュアバンドが東京で相手にされなかった場合は地方に行ったらいいんじゃない?」

って思う理由です。

 

自分が経験した事からしか語れないので、

もしかしたら都心でも成長速度を速めてくれるようなライブハウスはあるかもしれません!

 

バンドの活動方法は様々です。

バンドでノルマを払い続けてるバンドは、1つの方法として参考にしてみてください。

 

バンドを始めたてのアマチュアな間は土地がどこだろうと、ホームにできるライブハウスには出会いたいですね。

 

また地方にお住まいで、

地元でバンドを組めてる方は東京に出る前に、地元でNo.1を目指してみてはいかがでしょうか?

 

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