バンド哲学

ベースのパフォーマンスをド派手に魅せる方法!令和バージョン!

「当てぶり?」と年に何度か聞かれエアーベース疑惑がちょいちょい出ますwww

どもNaNa榎戸です。

ステージパフォーマンスは躍り狂ってますが、当てぶりではなくちゃんと弾いてますよー!!!w

「あんな動きながらどうやって弾いてるの?」って質問をよくされるのですが、コツがあります。

 

今回は、パフォーマンスをド派手に魅せる方法をご紹介したいとおもいます。

あと大事な、動きながら弾く時のコツも後半で紹介してるので読んでみてください♡(動画もUPしました!)

パフォーマンスをド派手に魅せる方法

それではまず、パフォーマンスをド派手に魅せる方法から!!

いくつか派手技を紹介します。

登場からパンチを魅せろ!

まず登場シーンからパンチを魅せつけたりましょう!

 

我がバンドはSEと共に入場し、ドラムフィルインで

タカドンッジャーーーーン♪!!!

と弾きます。

 

この時、頭上にベースを振り上げましょう!

そうすることで、

なんなんだこの危険な女は!?

っと1曲くらい観てみようと興味をひつけられます。

 

ちなみにこの1音にも微妙にこだわってまして、、、。

ギターは「ジャーン」をドロップCチューニングで開放弦Cを弾きます。

なので、それに合わせて私は5弦ベースの5弦めを半音上げチューニングのCにしているのです。(レギュラーチューニングだと5弦はB)

そうすることで、ギターと同じく開放弦を鳴らせてネックから両手を離すことができるんです。

 

フレットを抑えたCと開放弦で揺れる弦のCの響は結構違います!!

開放的に一発目は開放弦で、高らかにベースを頭上に振り上げることで、

1発目から景気付けのパンチを放てるでしょう!!!

(ギターがレギュラーチューニングではないバンドさんは工夫してみてください。)

毎回大口開くのは、動物の本能である威嚇なのでしょう。

ヘドバンのパターンは3種類!

激しいバンドといったらヘッドバンキングのイメージありますね。

実は一口にヘドバンと言ってもパターンがあります。

私がよく行うヘドバンは主に3種類!

  • 首で細かく箒タイプ
  • バンギャ的、扇風機タイプ
  • 腰折りホルモンタイプ

それぞれの愛しみ方をご紹介します。

首で細かく箒タイプ

最も簡単にできるのは首を左右に振るだけのヘドバンですね。

支点は首の喉仏あたり、頭だけ左右にリズムに合わせて振ります。

髪の毛が長いと箒のようにファサファサなって、GooD!

バンギャ風、扇風機タイプ

これはツーバスが8小節くらいドコドコドコって続くフレーズで使えるヘドバンです。

首と腰を使って、

自分は特大扇風機なんだ!!!

っとフロアの皆さんに風を送る感覚で大きく回してください。

2拍で頭が上に戻ってくる感じで、自分の頭でクリックを鳴らしてるかの如く回しましょう!!

ロン毛の方は、髪の毛を開放しバサバサとやるとより派手ですww

腰折りホルモンタイプ!

その名の通り腰から折れるタイプのヘドバンです。

首は使わず腰を使います。

大きく1発折れるだけでも割と派手に見えます。

背筋が必要です。

ぎっくり腰には注意してくださいね。

筆者は2回ギックリ腰してます爆

手が使えないなら足を使え!!

サビなど盛り上げたいポイントは、手がベースに奪われてることがほとんどなので、なら足を使いましょう。

足をあげるタイプのバンドマンって昔より増えてきました。

そんな足あげバンドマンの中でもより目立つ為には、ポイントがあります。

高らかに!!!!!

遠くに!!!!!

膝は伸ばす!!!!!

高く上がれば派手ですよね。

 

高くあげるためには、足の付け根を主軸につま先は遠くを通るようにすると高く上がるようになります。

この時、膝を伸ばすとより綺麗です。

足で宙に弧を描く感じを意識!!

股関節が硬い人は壁に向かって毎日開脚をすると、股関節を破壊できますのでためしてみてください。

回転乱舞でステージを広く

ギター、ベース回しのようにwow!!と言われるようなパフォーマンスができない貴方!!

自分が回ってしまいましょう!!!

回転の仕方もいろいろあるんですね。

  • ベースを体から離して回転
  • 大剣の如く衝き差し回転
  • ベースを立てて高らかに

それぞれGo!

ベースを身体から離して回転

ベースを前に押しやって、背中にストラップをくい込ませ回転すると面積を広くとれます。

この時どうしてもバーーーってなってしまうので、できれば開放弦をバーーーんと鳴らす所でやるのが良いですね。

ミュートに気をつけてください。

大剣の如く突き刺して回転

自分は大剣使いのハンターだっ!!!!

って気持ちで、斜め下にモンスターがいると思ってヘッドを下に回転するのも、、、いとをかし!!!!

ベースを立てて高らかに

エモーショナルな曲ではベースを立てて、ベースのネックを軸に回転すると綺麗です。

ベースと踊ってるような感覚で。

または、ベースでポールダンスするような!w

どの回転にも言えますが、女性ならヒラリと広がるスカートを履くことでなお華やかさが演出できます。

回転する時目が回らないようにするには、

一点を視点にし、帰ってくるという意識をすればok!

(バレリーナなど回転するお仕事の人は体を先行かせて、頭をついていかせるってやり方をしているのですがそんな感じにすると比較的目が回りません。)

ターゲットのお客さんを1人決めて、その人をみながら回転とかねw

小さいツーステップはダサい!

と、私は思うのです。爆

ツーステップができないならば、やらない方が良い!!

ちなみに私はツーステップしようと思うと、女性に多い・・・ちまやかなツーステップになってしまうのでやめました爆。

じゃーツーステップPartがきたらどうするの?

ベースを左右に振り回す!!!!

そのタイミングをステップしてる人と合わせればGood!!

 

ベースを小道具に踊れ!!!

パフォーマンスって、頭で考えるよりも身体がリズムに合わせて踊っちゃうってのが良い感じに思います。

もし貴方が何かダンスをしていたのなら、その動きを取り入れてみてはいかがでしょうか?

私は新体操を少々やってたので、

新体操でいうボールやリボンのように、ベースをそんな道具だと思ってその曲を全身で表現するのが私なりのスタイルです。

またクラシック・バレエをやってたので、回転と体の柔らかさを取り入れてみたという感じです。

俺は!私は!パフォーマンスが売りのプレイヤーになるっ!!!

って思っているのだったら、何かダンスを習ってみるのも良いと思います。

また、格闘技の動きなんかも混ぜたら面白いかもですね。

 

こうしなきゃいけない!!なんてことは無いのですから、自分も音に乗れて楽しんでそれをみている方々をも楽しませられる。

そんなライブが気持ち良いでしょう。

派手なパフォーマンスをする際の注意点

続いて、派手なパフォーマンスをする際の注意点をば。

  • ミュート
  • 弦を引っ張らない!指は天使♡
  • ボーカルより前に出ない
  • ライブ用に動きやすいフレーズを!
  • 酸欠注意!水分補給!
  • 間違い注意
  • ワイヤレスシステムは必須

どれも私の課題であります。

ミュート

派手なパフォーマンスで手が離れてしまい、ミュートできなくてバーーーっとどこかの弦がなってしまわないよう注意が必要です。

指弾きだったら右指で!

ピックだったら手の脇でしっかりひかない弦をミュートだ!!

弦を引っ張らない

これは私の癖でもあったのですが、

ライブ中に力んで弦を下に引っ張ってしまうやーつ。

すると音程が引っ張っただけずれますよね。

弦を引っ張らないよう、あくまで指は天使の優しさで!!!

パフォーマンスで力みそうな時は楽器のボディを体に押し付けると下や上に引っ張る力なくなります!!

ボーカルより前に出ない

これ割と重要なんです。

ライブを観てて、でしゃばりの楽器隊がウザく感じたことありませんか??

派手に見せるけれど・・・あくまでベーシストはボーカリストを際立たせるための背景!!

私はかつてやってたバンドで「出過ぎ」、と言われ続けてたことがあります。

ボーカルより前に行かない、並列になることはあれどそれより出ないってことを気をつけたら言われなくなりました。

ライブ用に動きやすいフレーズを!!

あんなに動きながらよく弾けるね!

ってよく言われるのですが、ライブ用に抑えやすくフレーズを変えていたりします。

CDのがフレーズを動かしてたり。

ライブは、正直ベースラインよりパフォーマンス優先になっている部分もあります。

酸欠注意!水分補給!

25分から30分くらいのライブでずっと躍り狂ってると、ランニングしたくらいのカロリーを消費しますし。

有酸素運動でもあり無酸素運動でもある感じです。

私は身体が弱めと言うのもありますが、ライブ後半に頭痛や酸欠に良くなります。

水分補給は大事です!!

また、酸素をうまく吸えない人は酸素スプレーもおすすめです。

ライブ後半の体の重さがマシになる気がします。

間違い注意

これはすいません。

ライブ中アドレナリンが出てナチュラルハイになると、ふと我に帰った時に「今どこ?」なんてことは無いように気をつけましょう。

楽しくなってや久々来てくれたお客さんを発見して他のこと考えちゃって、自分の音が聞こえなくなっちゃったり過去にあったりなかったり・・・気をつけてください。

他のパフォーマンス派手プレイヤーマンと話した時に、「暴れているけれど、冷静な自分が上から見ている」と言ってました。

私の場合は、ガチにナチュラルハイ決め込んでるタイプです。

役に入りきった役者さんかの如く、モンスターになっちゃってるのかも知れません。

課題は尽きない!

ワイヤレスシステムは必須

っと書きましたが、必須ではありません。

シールドでも回転など派手なパフォーマンスしているアーティストさんはいます。

ずっとワイヤレスでパフォーマンスしてたのですが、混線だとか謎のトラブルに見舞われて一時期私もシールドに変えました。

しかし、どんなに長いシールドを用意しても可動域を制御されうまくいきませんでしたね・・・

回転した方向を覚えてないと、グルグルになってしまいます。

そんなことを考えながら弾きながらパフォーマンスは難しかった!!!

 

ので、ワイヤレスが無難かなと思います。

最近は性能が良くなりワイヤレスシステムの音痩せなんかもさほど、気になりません。

こだわる人は拘りますが何をとるかですね。

 

私はLINE6 G30をかれこれ10年使ってます。

チャンネルは6つあって、無難に使えるでしょう。

10年間で、1回壊れて送信機だけ買い換えました。

私の使い方が大雑把なので一概には言えませんが超丈夫では無いかしら?

またライブハウスが乱立している建物では、6チャンネル埋まっちゃってることがありえます。

(2チャンネルしか空きがなくて、メンバー3人これを使ってた時に1人使えないってことが過去にありました。)

バンド内ではメンバーそれぞれ違うワイヤレスシステムにする方が良いかもですね。

 

価格は手頃なので、ワイヤレスデビューにもおすすめです。

合わせて読んでね

ワイヤレスレビューはこちらに綴りました。

LINE6 G30のレビュー!みんな使ってるけど品質良いの!?

 

そんなの音楽じゃねぇ?

この記事にたどり着いた人は、きっとパフォーマンスを派手に見せたくて来ているのでそんなことないと思いますが。

楽器はそうやって弾くものじゃないと思う方もいらっしゃるでしょう。

あくまでこれは、派手にパフォーマンスをしたいバンドさん向けの1例です。

私の場合はライブは耳だけでなく、目でも楽しめるものを作りたい&自分も超楽しみたいと思いこうなりました。

動画でも解説しました。

このブログの内容のいくつかを実際のライブ映像を交えて解説している動画をYouTubeにUPしました!!

よかったら見てね♡

 

まとめ

実はこのパフォーマンス解説をするのは、当初気後れしていたんです。

売れないアーティストが、偉そうに解説とかしていいんかってww

けど、一流ベーシストである先生に

「パフォーマンス解説動画撮ってみたら?パフォーマンス凄いよ」って褒めてもらいまして、勇気が出せました。

長年ベースをやっているけど、上手いやつはいくらでもいる。

そんな人達に勝てない、自分の強みは???

そんな中バンドの活動も緩くなり、もうやめてしまおうか、、。

って悩んだ時、パフォーマンスを褒めてもらえたことで救われました。

感謝。