バンド哲学

趣味でやってるプロデューサー的なおじさんに気をつけよ!!音楽活動初心者の可愛子ちゃんは無闇に大人をつけるでない。

f:id:ReptileNaNa:20180507015950p:plain

インディーズレーベルというのは、たーくさんあります!

レーベルに所属するメリット、デメリット、レーベルの選び方は以前こちらに綴りました。↓

www.bassnana.net

気をつけたいのは、実際には実力がない趣味の延長プロデューサー的なおじさんです!!

若いアマチュアのアイドルやガールズバンドには、このような謎のプロデューサー的なおじさんが付いてることがまーまーある。

事務所やレーベルに所属したりと、大人にお世話になる際にはよく考えましょう!!

今回は、無知なアーティストは無闇に大人をつけるでない!と言うことを綴ります。

レーベルって何をしてくれるの?

レーベルには、CD制作をする際に超お世話になります。

レーベルに所属せずバンドの自主出版でCDを全国流通することもできます。

自分たちでやれば、売り上げは自分たちに多く入るでしょう。

がしかし、自分達だけで全国流通させるってのは超大変なんです。

流通会社とあれこれしたり、CDを出すためにはたくさんの手続きがいります。

原盤権というものを聞いたことあるでしょうか?

それを管理してくれるのもレーベルです!

そんなあれこれをやってくれたり、制作費をだしてくれたりしてくれるのがレーベルなのだ!!

(制作費うんぬんはレーベルとの契約によりけり。)

超ザックリ言うとレーベルとは、バンドのCDを売るために協力してくれる会社です。

事務所は何をしてくれるの?

事務所はそのアーティストをどう売るかマネジメントしてくれる会社です。

スケジュールを決めたり、方向性を決めたりetc…

AKB48って個々に事務所が違うけど、寄り集めてAKB48をやっているのを例にするとわかりやすいだろうか。

まーでもインディーズバンドの場合、レーベルが事務所のような役割を果たしている場合もあります!

超ザックリ言うと、アーティストをどう売るか考えてくれる会社です。

趣味でもレーベルや事務所運営ができてしまう。

それでは本題です。

レーベルって個人事業として1人でも運営することができます。

最近では小さいインディーズレーベルがたくさんあるそうです。

この中には、音楽以外の職を他に持っていて趣味でレーベル業をやっているというおじさんがいるのだ!

別にそれは悪いことではありません!

ステキな事です!!

レーベルってなかなか儲かるものではないらしいので、一種のボランティアのようにやっている方もいるのでしょう。

ありがたいことです。

しかし、中には可愛子ちゃんと関わりたくて、または業界人風になりたいという感じでプロデューサー的なことをやってる人がいるんだ!!(らしいんだ。)

そんな名の知れないレーベルや事務所に入る前には一度考えて欲しい!!

時として大人は邪魔になる

レーベルも事務所も、売るために色々してくれるなら付いてた方が良いって思いますでしょ。

がしかし、時として大人は邪魔になります。

ちなみに、レーベルや事務所の人間を「大人」といいます。(アーティスト自身も成人してて大人の場合にも)

大人がついてないほうが良いだろう場合は以下のような時。

  • 他に条件が良かったり入りたいレーベルがあっても、声をかけられなくなる
  • 売り上げが自分たちの総取りではなくなる
  • 事務所やレーベルがついてる自分達は凄いと勘違いする

狭い世界ですから、すでにどこかに所属しているアーティストを引き抜こうっちゅーことはなかなかありません。

またこれはアーティストの問題ですが、事務所やレーベルがついてる自分達スゲーと勘違いしてしまわないようにも注意です!笑

だからこそ、信頼が置ける大人にお世話になることが重要なのです!!!

大人の態度が、アーティストの印象に繋がる!

アーティスト本人達が礼儀正しくしていても、付いてる大人が態度デカかったりするとアーティストの印象が悪くなってしまいます

これはスタッフも同じで、気をつけたいところです。

アーティストについてる人間は、全て同じ看板を掲げることになります。

有名なレーベルや事務所の人って感じなかったのですが、私の出会った謎のプロデューサー的なおじさんって態度デカイ人が多かったのですよ!(経験則、ただの印象です!爆)

印象悪くならないためにも、礼儀のある素敵な大人について頂きたいものですな!

アマチュア女性アーティストについた謎のプロデューサー的おじさんの話

今回のこの記事は、この経験が元になって書いております。

数年前、我が友人が始めたバンドを見に行きました。

正直全然名の知れてないってか始めたばかりでオリジナルとコピーをやる感じの、これから頑張っていくアマチュアアーティストなんですが、

プロデューサー的なおじさんがついてました。(とあるコピバンイベントみたいなので声をかけられ、お世話になることになったとか。)

レーベルに所属するにはほど遠そうなクオリティなのだが、大人が付いてるというのは彼女の自信になってるようでした

そのイベントにはアイドルさんも出ていて、他のアーティストさんにもやはりプロデューサー的なおじさんが付いていました。

友人曰く、この界隈は大人が付いてるのが当たり前なんだとか。(地下アイドルに近い女性アーティストのイベントだったお。)

同じインディーズ音楽シーンでも、私が長年居座っているロックバンド界隈とは随分違うんだなーと思いました。

地方ラジオや地方テレビは割と簡単に出られるぞ!

友人が連れているおじさんの態度がデカくて、気に食わなかったので(爆)、信頼できる人なのか?大丈夫なのか?聞いたのですが、

コネがある凄い人だ

と言ってました。

詳しく聞くと、おじさんのお陰で地方ラジオや市区町村のテレビに出られるんだとか。(地方テレビは一部有料)

そんな話結構転がってるよ!!

ってか地方ラジオや地方テレビに出るより、今の時代ネットのが効率的だよ!!

って言ったのですが、音楽活動経験の浅い彼女にはメディアに出れるというのは魅力的だったようです。

また、おじさんは横のつながりが広いので、イベントにたくさん呼んでもらえるという。

(実際はブッキングイベントにノルマ払って出ていた模様。⇦音楽活動始めたてって、ノルマ払えばライブハウスのイベント出演できることもわからなかったりするんですよね。)

謎のプロデューサー的おじさん逃げるの巻。

そんな友人のライブイベントに行くと必ずいて、関係者だとわかる存在感を放っておられたおじさんはある日、飛びました。爆

ライブイベントに来なくなり、レコーディングの途中に音信不通になったそうな。

詳しい内訳は聞いてませんが、楽曲提供してもらった代金とレコーディング費用はアーティスト持ちだったそうです。

全国流通をさせるという話だったのだけれどできなくなり、作曲家にお金払ったものの作品は完成せずという。

結局友人は音楽活動は辞めて黒歴史として封印し、今は主婦になり幸せに暮らしています。

今回ブログに書かせてもらうため、当時を思い出してもらいインタビューさせてもらいましたがおじさんの本名も知らなかったとか笑!

(名刺もらったはずが、私もとっておいてなかった。たしか本名ではなく通称が記載されてた記憶。)

さらに自宅にレコーディングスタジオを持ってると言ってたおじさんのレコスタは、今思い返すとただのDTMできるパソコンがある部屋と思われる。爆

会社化もしていなかったのかもしれません。

今となっては謎です。

まとめ

  • 名の知らないレーベルや事務所にお世話になる時はよく調べよう
  • 自身で作曲することができないアーティスト志望の女性に謎のおじさんは寄ってきがち?
  • 音楽活動経験が浅い人は、実は簡単なことでも凄いと思ってしまう場合があるので注意!

もちろん、個人レーベルや事務所が悪なわけではありません!

信頼できる人と手を組みましょう!!!

可愛子ちゃんには特に、プロデューサー的なおじさんが寄ってくる!場合がある!!笑

可愛子ちゃんの関係者になりたいってだけの場合もあるでしょう!

気をつけて下さい。

売れるために一緒に頑張ってくれる人にお世話になりましょう!!!