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【入院日記】永遠連呼じいさん。大声で夜な夜なヨナ抜き音階

絶食入院4日目!

晴れてご飯を食べられるようになりました。

壮絶な絶食体験は前回の記事を見てね↓

この病院は狭くて、女性部屋と男性部屋が分かれていないw

私は運良く女性部屋に入れたけど、向かいは男女混合だ。

向かいには動けない方々が入院されている要介護部屋。

そこにちょっと困った、いやかなり困ったおじいさんが入ってきた。

規則正しいテンポで

そのおじいさんは私と同じく絶食絶飲。

ベットに入った瞬間からず〜〜〜〜っと

「みずぅ〜〜〜〜〜」

「みずぅ〜〜〜〜〜」

「みずぅ〜〜〜〜〜」

わかるよ、飲みたいよね。

もう飲めなくなるなんて思わずに、きっと急に入院になったんだよね。

なら飲んでおきたかったよね。

私の代わりに叫んでくれているんじゃないかと思うくらい。

そんなじいさんが来るのと入れ違いに私は食にありつけることができた。

「みずぅ〜〜〜〜〜」

「みずぅ〜〜〜〜〜」

「みずぅ〜〜〜〜〜」

ずーーーーーーーーーーーっと叫んでいる、ボリュームがすごい。

最初はずっとこれ聞くのきついな・・・・

みんな、おやおや・・・という空気が出てる。

看護師さん達も最初は「だめなんだよ」と諭してたけど、ついにはガン無視。

誰もおじいさんに何も言わない。

そのうち

マクドナルドのポテトが揚がる音の如く、

コンビニの来店音の如く。

それはもうここでは当たり前のBGMになった。

時折始まり、しばし止む、

んでまた始まる。

テンポがいい。

BPMを図ってみた。

62〜64といったところか。

「みっずぅ〜〜〜」

4拍開けて

「みっずぅ〜〜〜」

4拍開けて

「みっずぅ〜〜〜」

これだ。

多少テンポは前後するけど、なかなかに規則正しい。

この曲は食事の時から夜にかけて流れることがわかったw

そう私は暇。

いや動画編集を邪魔してくる声量なんだ、

曲目が変わる。沖縄音階か?

夜がふけてくると、おじいさんは縛られた。

といっても軽くベッドにつけられてるだけと思うが

歌っている。

歌っているように叫ぶ

「タァ〜〜〜すけてぇ〜〜〜」

「タァ〜〜〜すけてぇ〜〜〜〜〜」

「タァ〜〜〜すけてぇ〜〜〜〜〜」

「は〜〜なしってぇ〜〜〜〜」

「は〜〜なしってぇ〜〜〜〜」

「は〜〜なしってぇ〜〜〜〜」

独特なイントネーション。

私は気づいた、

ヨナ抜き音階じゃないか?

ヨナ抜き音階とは、沖縄の民謡に多い音階なんだけど。

そんな雰囲気。

そう思うと民謡と思えばいい

「ドぉレミ〜〜〜ラソ〜〜〜〜〜」

って聞こえる。

レミの部分はスラーだ。

絶対音感無いから、違うかもだから鍵盤アプリで拾ってみる

もう一度歌って。

違うか?こっちか?

ん?キー変わった?

もう一回歌って。

ああ、助けて音頭から離して音頭に変わっちゃった。

とにかく独特。

ただ叫ぶのではなく、呪文のようというか、民謡のようというか。

歌うよう。

夏だからかな?沖縄のよう。

しかし夜中はきつい。

寝付けづブログに書いてしまった。

スマホのチューナーで音を拾って、ペンと紙があったなら入院の思い出に譜面に起こしたいとすら思った。

この独特な音程?音階?気になって眠れない。

看護師さんが何度か怒りに行ったけど逆ギレ。

「おー〜ーい出せ〜〜〜〜〜」

に変わってしまった。

元気さアピールしないと退院させてもらえないのに。

寝れないよw

寝不足だ。

明日、無事に退院できますように。