バンド哲学

【バンド活動】ライブが娯楽の選択肢の1つじゃ弱い。生活必需品にならきゃの。

Photo:紺瑠璃のLena

我がバンドには、熱狂的なお客さんがいない。爆

けどLINE@を開設すりゃーある程度の登録者数が早く集まったし、TwitterのフォロワーもYouTubeの登録者も少なくはないです。

クラウドファンディングだって、早めに目標金額を超えれた。

みんなレコ発とかワンマンとか大事な時には集まってくれます。

しかし、対バン形式の他人のイベントなんかは集客が大変だ。

毎回必ず来てくれているお客さんはぶっちゃけ少ない!!!

今回のバンド哲学は、「どうしたら、毎回ライブに来てもらえるのか。(たまにじゃなくて、いつものメンツを増やしたい。)」ってことを綴ります。

生活必需品になりたい。

私は、布団に入ってから寝つけるまでに3時間くらいかかります。

その約3時間何をしているかと言うと、後悔してたり思い出に浸ってたり本を読んだり。

これを綴り始める今さっきも、

兄貴にもう少し優しくしてやりゃよかったかなという後悔を済ませ、

父の誕生日会楽しかったなーっていう思い出に浸り終わり、

節約術の本を読んで寝落ちを狙っていたところです。

 

その本の家計簿を見直そうっちゅー章でね、

生活必需品以外の物から削っていく」ってのが目に飛び込んできました。

削っちゃいけないもの

  • 食費
  • 家賃
  • 保険
  • 教育費

削れるもの

  • おやつ
  • 趣味・娯楽

と言う感じに仕分けされていました。

バンドのライブなんて趣味の1つさ、この本を読んだお客さんがいたら、また私らのライブに来る回数を削られちゃうかな。

なんて考えたりしてね。

その趣味・娯楽の欄には、「これだけは譲れない物は生活必需品にして、それ以外は削っていく」的なことが書いてあった。

例として『年に1回夏フェスは譲れない!映画は3ヶ月に1回にしよう。(。・w・。)』とか載ってたよね。

 

これだけは譲れないものか、、、、、削られたくない、、、、。。

私は、、、いや、、、うちのバンドを、、、、生活必需品にしたい!!爆

 

生活必需品にするには?

思い出すは、高校2年生の時。

友達と授業を抜け出して、途中の駅で制服を脱いで私服に着替え向かったのは青山学院大学。

HYDEが学祭でLIVEをするチケットが取れたので、学校をも抜け出したのだ。

 

確かにあの頃、L’Arc〜en〜Cielは私の生活必需品だった。

ライブに行くためにバイトを頑張ってた。

ベースまで始めた。

他にも好きなバンドはいたけれど、特別でした。

 

そうなれればいいんだ!!!!!

「特別好き!」よりも、好きなバンドに羅列されがち。

実情。

私のバンドって、

Q.「好きなバンドは?」

A.「Reptile!!」

って人もいないことはない。

けど、

Q.「好きなバンドは?」

A.「谷Pと、CANTOYと〜Reptileと〜〜〜etc…」

的な感じに、好きなバンドとして羅列されているのをよく見かけるんだ。爆

(谷PとCANTOYは私が好きで例として名前出しただけだお。)

 

好きなバンドがたくさん出ているライブには行くっていう感じかしら。

だから普段やらないシーンとか、対バンによって集客はめっぽう弱いです。

 

Twitterのプロフィール欄に私のバンドの名前を記載してくれている人もいるけどさ、羅列のが多い。

 

そう、削れる娯楽から脱却するためには、

その人を構成している成分の1つにならなければ!

ついでに見られるバンド

私たちは、複数会場で行われているサーキットイベントは得意めだっと言う自負があります。

それは、「Reptile?見ておくか」的な?

バンド名を聞いたことがあり、ついでに見るには価値があるってことなんだろうと私は勝手に思っておる。

 

サーキットじゃなくて普段のイベントでも、全体動員が入っている時は割と見てもらえます。

お客さんがフロアから出てライブ見ずにバーカウンターへ行ってしまうってことはあまりないくらいには、全体動員多いイベントでは見てもらえてるように感じる。

ついでには見てもらえているのだ。

じゃーどーする。

長く見てもらえてる

我がバンドは、活動開始から8年めです。

私が加入して6年めを迎えそう。

私が加入前から来てくれてたというような人も、今でもいます。

まー毎年お客さんの顔は入れ替わりあるけれども、それでも長く応援してくれている人はいる。

たまにひょっこり来てくれたりして。嬉しきかな。

毎月は来れないけど、定期的に来てくれている人もいる。

いるよ。

いるんだけど。

毎回必ず、何が何でも来てくれる人はいない!!!!

 

 

いない?

 

いた!!!!!!!

 

 

名古屋の彼らよ!!!!!!

九州の彼らよ!!!!!

秋田の彼らよ!!!!!

毎回来てくれてる人いた。

うちは、東京のバンドです。

けど、なぜか本拠地外には毎回来てくれてる人がいた!!!!!

なぜでしょう。

そこに答えがある気がした。

九州・秋田は年に数回、下手したら年1くらいしか行けてないから頑張って来てくれていると納得できる。

でも名古屋には毎月のように行っていて、もはや都内と同じくらいやってる気さえする。

それでも毎回必ず並んでいる顔顔顔があってとても、安心するのだよ。

(もちろん都内にもほぼ毎回、仕事を頑張って早く切り上げて来てくれてる人もいるんだけどね。)

 

毎回orたくさん来てくれる人の中では、家計の娯楽スケジュールの中で、私たちのライブの優先順位が高くれてると思うんだ。

 

深く熱く短くより、一生のお付き合い

毎回、何が何でも来てくれる熱狂的なファンを増やすには????

とここまで考えてきたのだけれど、

そう言えばこれまで、毎回必ず来てくれてた子って熱く深く愛してくれたけど短かったな爆。

熱く熱く熱かったけどスーーっと冷めてからは、まっっったく来なくなった子もいる。

それよりは、

安定的な愛を持って無理なくたまにでもいいから顔を出してくれる人と、バンドが生きてる限り一生のお付き合いをしたさがありますね。

早く一気に短期間で売れたい人はそんな事言ってられないだろうけど、うちのバンドは解散しないらしいので。

ちなみに名古屋の彼ら、九州の彼ら、秋田の彼らは毎回来てくれる上に、長いお付き合いをしてくれている。

ありがとう♡

 

なぜ地域によって差が出るのかは不明 笑

まとめ

バンド哲学:必需品にするには
  • 自分らのライブを、これだけは譲れない趣味にしてもらいたいよね。
  • たくさんの好きなバンドから、一つ跳び抜けて特別な存在になりたさ。
  • でも熱く深く短くよりは、一生安定して無理なく遊びに来てもらえた方が良い。(うちのバンドは解散しないらしいから。)

バンドマンの皆さんも、自分らに置き換えてお客さんの顔を思い浮かべてみてください。

毎回来てくれてる人、たまにでも長く見守ってくれてる人、熱狂的な人、、、。

割合はどうでしょう。

 

結局、これだけは譲れない趣味にしてもらうには、刺さるよう魅力的になるしかないんですよね。

楽曲、ライブパフォーマンス、etc….

 

そう言えば私の親友は、BUMP OF CHICKENのためなら有給とって九州まで飛んでいきます。(都民)

うむ、、、私たちのために有給を取らせることを目標としよう笑。

 

我がバンドのライブが、月に1度の年に1度の生活に必需な趣味に。

我がバンドのCDが、テンション上げたい時の必需品になったらいいな〜。

 

売れないバンドマンの哲学でした。

ちゃんちゃんこ。