日記・雑記

作品に触れる際、作者の人間性まで気にする?作品の評価に作者の人間性は関係ない。

どもーインディーズバンドマンNaNa榎戸です。

貴方は普段、音楽や本、絵などの作品に触れる際その作者の人間性を気にしますか?

私は作品に触れる際、作者の人間性は気にしません。

作品を評価するのに、作者の人間性や政治的思想、人種などは関係ないでしょう。

貴方のiPodに入ってるアーティスト達が普段どんな発言をしているかは知ってますか?

また、貴方の本棚に並んでる本の作者は、どんな政治的思想を持ってる人か知った上で読んでますか?

知らんよね!w

作品を好きだと思うのと、その作者個人の思想に同調しているかというのは違うと思うんです。

綴ります!

作者の趣味嗜好、政治的思想まで調べて触れる作品を選んでない。

先日、夜更けに匿名でこんなメールが届きました。

人種差別だと!?

私のブログは主にバンドマンとしての日々や独身女子の毎日を綴っておるわけで、そもそも政治的な事を述べるような賢いブログではありませんw

 

その問題とされた私が書いた本のレビュー記事はこちらね↓

CDを全国流通させる意味。夢を食い物にする大人に注意!売れないバンドマンは「夢を売る男」を読むといい!

 

自分で自分の記事を読み直したけど、そこに人種差別と捉えられるようなことは書いてませんでした。

この匿名さんは百田尚樹と言う作家の本を取り上げたということだけで、わざわざクレームらしきメールを入れてきたんですね。

 

てか「普段から勉強されてる榎戸さんなので」ってこの人は私の何を知ってると言うのだぃ?

ベースについてはいちお本業としてるのでレッスンに通い勉強しなきゃと努力をしてますが、

恥ずかしながら高校卒業してからバンドとゲームしかしてきてない人生ですよっ。w

それにね、地球に生まれた者は皆兄弟ばりに世界平和を思っているのに、

心外だ!!!!ってことでメールを返信。

が、しかし

Oh,,No,,,。

捨てメアドだったらしく、届く事なくエラーが返ってきてしまいました。

 

皆様に問いたい!!作品を選ぶとき、作者の人間性を事前に調べますか?!

または作品を気に入ったけれど、人間性を知って作品すら嫌いになることはありますか?

作品を選ぶとき、作者の人間性を事前に調べるのか?

私は本を選ぶ時は、本屋さんのコメント、表紙の絵、タイトル、裏表紙のあらすじなどを見て気になった本を買っています。

それでハマった作家さんは、「百田尚樹」「湊かなえ」「浅田次郎」などなど。

1つ2つ読んで面白いと思ったら、その作家の作品を続けざまに読みます。

が、作家の人間性までは調べません。

その人の産んだ物語が好みなら読みます。

 

音楽はと言うと、なんとなく聴いて好きだなーって思った曲をダウンロード、さらにそのアーティストの他作品にもハマったらCDを買ってます。

私はあまり人間的魅力からアーティストにハマるタイプではありません。

好きなバンドがあり曲はほぼほぼ聴いているけど、メンバーの名前を全て言えないこともあります。

わかりやすいところで言うとONEOKROCK好きだけど、メンバー全員の名前は知りませんしSNSをチェックしている訳でもありません。

そんな感じっ。

 

作品は知っていて好きでも、それを生み出した作者の人間性まで知ってはいないこともあります。

 

L’Arc-en-Cielはこんな素敵な音楽を作る人たちはどんな人間なのだろうと気になりハマりファンクラブにも入りましたが、だからと言ってラルクのメンバーの思想に同調している訳ではないですわね。。。

たとえ好きなアーティストが犯罪者になったとしても、そのアーティスト個人に落胆し嫌いになることはあるかもしれませんが作品まで嫌いにはなりません。

 

作品を気に入ったけれど、人間性を知って作品すら嫌いになることはある?

作品を気に入ってから、作者について調べたら人間的に嫌いだなと思って作品すら嫌いになったことはありますか?

私はその経験はあまりないのですが、

昔よりSNSを通じて作者の人間性が伝わりやすい世の中になりましたから、そんな場面を何度か見ております。

バンドマンが問題を起こした時に「もうライブに行かない」「CD捨てる」的な書き込みを見ましたし、炎上したアーティストのフォロワーが減っていく様を見たことがあります。

アーティストが賛否の分かれることをした時に、「ファン辞める」って人は必ずと言って良いほど出てきますね。

その気持ちはわからんでもありません。

素敵な純愛歌を歌っているアーティストが不倫やれDVやれしてたと知ったら、曲のイメージが崩れたり曲を聴いてる時にアーティストの不祥事が思い起こされ曲の良さが半減したわっなんてことはありえます。

 

人間様々な思考を持ってますし、極論を言えば

純粋に作品のみ評価してもらいたい場合は、匿名で顔出さずに発表するしかないかもしれませんね。

 

作品の魅力と人間性は一緒と考えるなら、

 

モーツァルトはどうなんだい?

綺麗な曲をたくさん生み出しているけど、ウンチ好きで排泄物ジョークが多いと有名だぞ!

 

ワーグナーだって天才作曲家だけれど、弟子の妻を孕ませたり借金を踏み倒したりクズだったという記録が残っているぞ!

 

歌人の石川啄木も「一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと」とかヤバイ器の小さい歌を読んでたりもしてw

 

それでも評価されてきて亡くなった後も後世に残っている訳だけれど。

 

今後はリアルタイムにありありと人間性が発信できるネットがあるから、作品が作品としてのみで評価されるのは難しくなってくんじゃないかと思いますね。

 

差別に敏感な人、敏感になりすぎ問題。

差別されてきた本人は、これまでの経験から敏感になってしまうのかもしれませんが。

今回のメールの主、敏感すぎやしませんか??

一歩譲って、私が差別的発言をしたと言うのなら謝罪しよう。

けど、私が紹介した本の作者が差別発言をしていたから私をも私のバンドもサラバってのは・・・・・敏感選手権優勝です。

 

それほど私が紹介してしまった百田尚樹はヤバイ発言をしているのか?っとこの機会に彼の過去の様々な発言を調べてみました。

 

その結果、、、、、、私は百田尚樹は愛国心が強いだけじゃない?と思いました。

百田尚樹さんの講演を中止しろと言う運動があったそうで、それに対して百田さんが書いた記事を読みました。

【百田尚樹独占手記】私を「差別扇動者」とレッテル貼りした人たちへ

 

戦争で戦った先祖を敬っていることに対して、戦争を肯定していると捉えるのはとっても敏感だなと思います。

 

また一方で、これは差別とも取られかねないだろうと言うツイートも見ました。

確かに「国民性に問題がある」と言うのは、それはどうなの?

って思うところもあますが、これに関してはレーダー照射事件に対する感想からであってこの発言で「人種差別主義者」とはならないのではないかと思います。

さらに調べていくと百田尚樹さんは、こんな本を書いておられました。

私はこの本を読んでいませんから、内容はわかりませんがAmazonレビューで目次を見る限りこれまでの歴史から現代の問題までが綴られているようです。

出版された当時は「今こそ、韓国に謝ろう」ってタイトルだったらしいのですが、レーダー照射事件などを受けて文庫化する際に「そして、「さらば」と言おう」と言うのがタイトルにくけ加えられたそうなっ・・。

タイトルからして穏やかではなく、内容には差別的な発言があるのかもしれません。

とは言え読んでみないとわからないですね。

今回匿名メールにより百田さんの発言や本について調べてみた訳ですが私は正直、日韓関係についての興味はさほどないもので、それよりは貴重な読書タイムは楽しくて面白い物語を読みたい。

時間と機会があれば読んでみようかな〜くらいに思います。

 

作品を紹介しただけであんなメールがきた訳だから、

こんな事を書くと敏感選手権の優勝候補者さんたちからまたチクチクと左だ〜右だ〜言われそうなので、言っておきますが

私は韓国に行って楽しくて好きだな〜って思ったこともあったし、これは嫌だな〜って思ったこともありました!

元バンドメンバーは在日何世?だからしいけど、一緒に暮らして彼のダメなところも良いところも知りましたが人間性に人種は関係なく意識もしてませんでした。

ただ人として、彼は今でも大切な存在だし幸せを願ってます。

他にも韓国人のお友達もいるけど、人として好きかどうかよね。

中国人観光客達がUSJで並ばずにわーーーっと団体で横入りしてきた時は、おいマナーないのか中国にはって思ってしまったことあるw

国がどうとかではなく、出会った人間によりますよね。

 

 

とは言え政治的な?レーダー照射事件に関しての疑問はあるし、靖国参拝についてブーブー言ってくる人については別によくない〜って思うのが正直な感想です。

国に対する物事全てではなく、物事1つ1つで感想は違ってくるものですので、1つの発言で嫌韓だ!!と決めつけけ変なレッテル貼ってくるのは勘弁して欲しいです。

 

もう、いつになったら仲良くできるんでしょうか。。。。

 

これからの未来、

みんな外国人とカップルになってさ、

ハーフの子がどんどん増えてって、

いろんな国の人の血が流れるようになれば、

世界中にたくさんのルーツを持つ人が増え、

そしたら人類み〜んないろんな国の血が混ざった地球人だ!

ってなれば良いんじゃないかなw

 

前にアメリカのバンドと対バンした時に、母親は何人?父親は何人?って聞かれました。

どっちも日本人って答えたら、それは珍しいねって反応だったのを覚えてます。

アメリカ人の彼は、ヒスパニックやカナディアン、ハワイつってたかな?様々な血が流れててアメリカではそれが当たり前だったりするんですって。

肌の色も目の色も、様々。

多様性が素敵ですね。

 

一方私たちはみんなだいたい黒髮で黒目で、肌も同じ。

韓国人も中国人も日本人も、そっくりな見た目してんだし元は一緒じゃない?w

我が子孫たちの時代には、もっともっと仲良くできると良いですわな〜〜。

 

まとめ

  • 作品は好きでも、作者の人間性まで知らないことはある
  • 純粋に作品のみ評価してもらうのは難しい世の中
  • 百田尚樹さんの思想は知らないけど、作品は面白い
  • 1つの発言でこうだ!と決めつけるのは話にならない
  • 本のレビューすら安易に書けないなんて、疲れる
  • 人類皆兄弟!傷つけ合うんじゃなく助け合い世界平和で幸せになろうぜ〜〜

ってね、ただのバンドマンの深夜綴りでした。

発信をするのって難しいよね。

今後同じようなメールが来ないよう言っておくと、私が紹介している本や音楽などの作品、商品などはその物に対して魅力を感じたからと言う純粋な気持ちのみです。

作者の思想やそれが生まれた背景など気にしてない、気づいてない場合がほとんどですのであしからず!!

自分の考えを安易に言えないどころか、物の評価も安易にできないw

生きやすいような生きにくいようなネット社会っ。

 

こりゃ商品やページへの注意書きが増えていくのも必然だw